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#148

深海の魅力を発信するために【ゲスト:西野勇馬】

今回のゲストは、深海魚ハンターの西野勇馬さんです。北里大学を卒業後、相模湾で深海釣査(深海釣り)を行いながらYouTubeなどを配信し、TVやラジオ、雑誌等の各種メディアで【深海魚ハンター】として活動中。IGFAオールタックル世界記録48種保持。今まで釣った魚は418種類。釣り上げた深海ザメの歯を使ったグッズを中心に販売しているオリジナルブランド『深海ラボ』を運営し、イベントへの出店も行うなど、深海魚の魅力を伝えるため、幅広く活動されています。これからの展望や今注目することを深堀ります。

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#147

今回のテーマは、前回に続き「AI」おかわり回。 最近のAI、特に画像や動画生成の進化スピードには目を見張るものがあります。かつては分業が当たり前だったクリエイティブの現場でも、AIを駆使してひとりで完結させてしまう内製化が加速しており、これまで外注されていた仕事が目に見えて減り始めているというのです。 そんな中、ぼくが議題に挙げたのは、昨年のゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得したRPG『Clair Obscur: Expedition 33』を巡る炎上騒動です。背景美術などにAIを使用した疑いで批判を浴びたこの一件、ぼく個人としては「ゲーム自体が面白ければ過程のツールなんて何でもよくない?」と思うのですが、特に海外では「職を奪われる」という切実な問題に加え、「AIを使うのはダサい、粋じゃない」という美学的な反発が根強いと、二村は説きます。 人はなぜ、こうも“プロセス”にこだわるのでしょうか? ぼくはこれを「天丼キャンディ」に例えてみました。すると田嶋は「たとえ味が完璧に再現されていても、飴玉ひとつで天丼を食べた満足感は得られない。ぼくらが求めているのは味そのものだけでなく、サクッとした食感や店の雰囲気、大将が揚げている姿といった体験である」と、説くのです。 アートも同様で、制作過程の苦労や文脈、人間特有の揺らぎやニュアンスこそが体験価値の本質なのではないでしょうか。 現状のAI生成物には、まだどこかAI味(不気味の谷)が残っています。しかし、もしAIがその違和感を完全に克服し、人間そっくりの皮(スキン)を被る「スキン期」が到来したら、ぼくらはそれを見抜けるのでしょうか。 ロボットが握った寿司と、職人が握った寿司。中身が同じだとしても、受け手の認知ひとつで価値が180度変わってしまう。そんな情緒という名のあやふやな領域で、ぼくら人間はかろうじて踏みとどまっているのかもしれません。 結局のところ、ぼくらがAIに抱く恐怖の正体は、効率化の果てに人間らしさという名の贅沢な無駄が削ぎ落とされてしまうことへの寂しさなのかもしれません。と、今回も明確な答えは出ないまま、議論は「スキン期」のその先を見据える後編へと続きます。 TEXT:ユスカル https://www.wowrecords.jp/

AIが描く未来と“プロセス”の消失【補講・前編】 AIが描く未来と“プロセス”の消失【補講・前編】 AIが描く未来と“プロセス”の消失【補講・前編】 AIが描く未来と“プロセス”の消失【補講・前編】

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#149

後半からは、先月の収録後に足を骨折し、電気治療でベッカム並みの快復力を見せる大内も合流。後半の議題は、二村が並々ならぬこだわりを持つ「スキン期(人型外装を持つAIロボの時代)」についてです。 近年、イーロン・マスクが開発を進めるロボットのように、所作が極めて人間に近い機体が登場し始めています。ならば次は、その中身(メカ)にシリコンなどの人工皮膚を被せた「スキン付き」の時代が来るはずだと二村は言うのです。 しかし、いざ議論を始めてみると、「工場ならメカ剥き出しの方が効率的だ」「戦場ならロボットだと割り切れる外見の方がよっぽど怖い」と、ぼくらから次々と異論が噴出。介護の現場においても、生々しい人型よりはベイマックスのような、柔らかくて愛嬌のあるマスコット型の方が受容されやすいのではないか、という結論に至りました。 一方で、ぼくはさらにその先、AIが人間を凌駕したシンギュラリティ以降の世界を予見します。そこでは、肉体という概念すら希薄になり、人間の脳だけが塩水に浮かび、メタバース(仮想世界)の中でアバターとして生きていく。死の概念すら消え去ったその世界では、もはや「スキン」が人工か生身かという議論すら無意味なワケです。 さらに、昨今の「AIに仕事を奪われる」という社会現象を指して、巷では「ギュラれる(シンギュラリティによって職を失う)」という造語まで生まれているのだとか。我々がAI味の残る生成画像や不完全な合成音声を「レトロで可愛い」と愛でていられるのも、今のうちだけかもしれません。 結局、人間は機械に強さを求め、AIは人間に憧れて本来は不必要なはずの「スキン」を欲しがる。そんな、ないものねだりの逆転現象が起きる日は、案外すぐそこまで来ているのかもしれません。 というわけで、ぼくは、超知能AIに「ギュラれる」その日まで、せいぜい人間にしか出せない無駄なニュアンスを撒き散らし、Geminiさんにも敬語を正しく使いながら、神の逆鱗の触れないよう慎ましく生きていこうと思います。   TEXT:ユスカル https://www.wowrecords.jp/

「スキン期」の衝撃と、ギュラれるぼくらの未来【補講・後編】 「スキン期」の衝撃と、ギュラれるぼくらの未来【補講・後編】 「スキン期」の衝撃と、ギュラれるぼくらの未来【補講・後編】 「スキン期」の衝撃と、ギュラれるぼくらの未来【補講・後編】