Produced by LAMM.Inc

#139

平成レトロブーム考察【補講・前編】

今回のテーマは、ライター田嶋が持ち込んだ「平成レトロブーム」について。
たまごっちやチェキ、さらにはボンボンドロップシールなるものまでが再燃している昨今。中でも我々を驚かせたのが、田嶋の8歳になる愛娘が「コギャルになりたい」と言い出したという事実です。
聞けば、『KOGYARU』という名の小中学生グループに熱狂しているのだとか。行きつけのWEGOにはヒョウ柄のアイテムや、あの懐かしき尻尾のキーホルダーが並び、小学生女子たちの心を鷲掴みにしているというのです。

我々がリアルタイムで通過したオリジナルギャルの起源を辿れば、『FINE』などのサーフカルチャーから始まり、六本木から渋谷の「J TRIP BAR(渋J)」へと流れてきたパー券文化と、スリルを求めるエッジィな先駆者たちに行き着きます。やがて彼女たちが去った後、その“記号”だけがフォーマット化され、今の小学生たちへと受け継がれているワケです。
人はなぜ、こうも過去のカルチャーに惹かれるのでしょうか?
大内は「たとえ生まれてなかったとしてもニュアンス的なエモさを感じるから」と解きますが、ぼくはこれにいささか納得できません。自分が生きていなかった全くリアリティのない過去にすら郷愁を抱いてしまうのは、我々のDNAに刻まれたバグなのではないでしょうか?

そんなとりとめのないノスタルジー談義は、やがて我々世代の青春を彩った平成レトロガジェット「MD(ミニディスク)」の思い出へとスライドしていきます。
結局のところ、我々が過去のカルチャーやガジェットについて語りたがるのは、それが単なるモノとしてではなく、そこに付随する自分たちの「スレていなかった情熱」や「無駄な時間」を愛おしく思っているからなのかもしれません。

今回も、これといった明確な結論も出ず、ただただおじさん4人で懐かし談義に花を咲かせます。

TEXT:ユスカル
https://www.wowrecords.jp/

NEXT EPISODE

#138

今回のゲストは、韓国と日本をつなぐSNSカルチャーマガジン「andoor」編集長の金そよんさんです。在日コリアン3世として小学校から高校まで12年間「民族学校」に通われた後、日本女子体育大学を経て、現在のPRという職に進まれます。いままでに携わってきた企業やブランドは述べ120社を超え、飲食店やスポーツ、現代アート、ゲーム、商業施設、地方自治体など業界でも珍しい幅広いブランドを担当。2024年5月には、現在2.5万人のフォロワーを保有する「andoor」を立ち上げ、編集長として日本と韓国を行き来しながらソウルを中心とした街のカルチャーやブランドを発掘・取材。ほかのメディアでは得られない独自の視点で、クリエイティブなライフスタイルとカルチャー情報を発信中です。その経歴や経緯を深堀ります。

自分らしさをどう伝えるか【ゲスト:金そよん】 自分らしさをどう伝えるか【ゲスト:金そよん】 自分らしさをどう伝えるか【ゲスト:金そよん】 自分らしさをどう伝えるか【ゲスト:金そよん】

PREV EPISODE

#140

今回のゲストは、韓国と日本をつなぐSNSカルチャーマガジン「andoor」編集長の金そよんさんです。在日コリアン3世として小学校から高校まで12年間「民族学校」に通われた後、日本女子体育大学を経て、現在のPRという職に進まれます。いままでに携わってきた企業やブランドは述べ120社を超え、飲食店やスポーツ、現代アート、ゲーム、商業施設、地方自治体など業界でも珍しい幅広いブランドを担当。2024年5月には、現在2.5万人のフォロワーを保有する「andoor」を立ち上げ、編集長として日本と韓国を行き来しながらソウルを中心とした街のカルチャーやブランドを発掘・取材。ほかのメディアでは得られない独自の視点で、クリエイティブなライフスタイルとカルチャー情報を発信中です。これからの展望や今注目することを深堀ります。

カルチャーを繋ぐdoorでありたい【ゲスト:金そよん】 カルチャーを繋ぐdoorでありたい【ゲスト:金そよん】 カルチャーを繋ぐdoorでありたい【ゲスト:金そよん】 カルチャーを繋ぐdoorでありたい【ゲスト:金そよん】