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#94

男らしいを定義してみよう【補講】

前編を進めるうち、二村、田嶋の両名は「ぼくらが思う男らしさって、90年代のキムタクに集約されている」と説く。

ぶっきらぼうでどことなく無礼なものの、じつは常にポジティブで他人思い、“男が惚れる男”、さらに世俗的に言い換えるなら、“かっこいいヤツ”こそが男らしいと。

では逆に、“かっこよくない”をある程度定義できれば、自ずと男らしさが浮かび上がってくるのではと考え、かっこよくない行いを洗い出していく。

「整理整頓」「エコバッグ」「スキンケア」「バンドエイド」などの例が挙がるなか、それらを俯瞰視すると「細かいことは気にしない」ことこそが、我々昭和世代が思う男らしさであることが徐々にわかってきた。
さらに「先進的」「流行」といった時流に背を向けてこそ、真の男らしさを体現できると。

とはいえ、そんな“伝統的な”男らしさを排除する向きは年々強まっている。
「汗を掻く」「体毛が濃い」「大食漢」といった、かつての男らしさは、もはや「不潔」や「◯◯ハラ」に置き換えられ、悪しき慣習へと成り下がって久しい。

「現代における男らしさとは?」を考えるうち、やがて話はファッションへ。

ユスカルは
「服には無頓着。奥さんが買ってくるものを黙って着る」のが男らしいと説く。
「男らしさとは常に受け身でないといけない。食の好き嫌いは男らしくないのに、ことファッションでは自ら選択するのか?」と。

男らしさ含め、そもそも昭和世代の価値観が現代のニーズに合っていないため、世代間の摩擦が起きているのかもしれない。

後編では、そんな昭和世代の凝り固まった価値観の象徴とも言える“男らしさ”をさらに深堀りしていく。

TEXT:ユスカル
https://www.wowrecords.jp/

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#95

今回のゲストは、写真家として活動する青山裕企さんです。青山さんは写真家として時代のアイコンとなる様々な俳優・アイドル・タレントの写真集撮影を担当し、翻訳版を含めた写真集などの著書を100冊以上刊行されています。『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしたポートレート作品を制作し、ご活躍されています。その経歴や経緯を深堀ります。

コンプレックスを表現するということ【ゲスト:青山裕企】 コンプレックスを表現するということ【ゲスト:青山裕企】 コンプレックスを表現するということ【ゲスト:青山裕企】 コンプレックスを表現するということ【ゲスト:青山裕企】

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#93

今回のゲストは、コミカルデバイスビルダーとして活動する下嶋一洋さんです。下嶋さんは大手アウトドアショップにて販売員として勤務された後、2022年よりブランド『stability turn』を立ち上げられました。「コミカルデバイス」という新たなジャンルを作り上げ、コミカルデバイスビルダーとして、マーケットイベントの開催や、古着屋、レコードショップでのポップアップ販売活動など幅広くご活躍されています。これからの展望や今注目することを深堀ります。

メーカーを動かしたい【ゲスト:下嶋一洋】 メーカーを動かしたい【ゲスト:下嶋一洋】 メーカーを動かしたい【ゲスト:下嶋一洋】 メーカーを動かしたい【ゲスト:下嶋一洋】