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#7

人はなぜマウンティングするのか?
前編
〜ディスタンクシオン【補講】

ホビーはもちろんセンス的な側面も含め、あなたの趣味は本当にあなたが選択したものなのでしょうか?
フランスの社会学者ピエール・ブルデューが1979年に発表した著作『ディスタンクシオン』では、「趣味とは何なのか?」、そして「その趣味は社会において、どのように機能し、どのような役割を果たしているのか?」を紐解いています。

たとえば、お金持ちが「親類から送られてきたブランド牛しか食べたことがないんだけど、そんな餌みたいなものをよく食べられるね…」と、庶民の味方であるファストフードを見下したとします。
一方の我々庶民もただ黙っているのではなく、「そんなお高く止まった飯よりも結局はこういうジャンクが一番美味いのよ」と、彼らへの対抗意識をのぞかせます。
つまり、お互いが身を置く社会階級(界隈)の常識こそが、本来は正統であり、上位であると、各々の価値観を押し付け合いながら人間たちは生きている、平たく言うなら「あなたの趣味よりわたしの趣味の方が卓越している」と、ブルデューは説くのです。

人は他者の価値観を多かれ少なかれ見下しながら生きている。
そんな“卓越化”のフランス語訳が“ディスタンクシオン”なのです。

現代風に言うならマウンティングでもあるディスタンクシオンですが、
我々人間はなぜ他者にマウントを取ってしまうのか?
マウントを取ることでいったい何が満たされているのか?

前編では、そんなディスタンクシオンのシステム面について考えていきます。

TEXT:ユスカル
https://www.wowrecords.jp/

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#8

今回のゲストは、全く新しい世界でありながら、自分の経験を活かしたセカンドキャリアを歩んでいる澤田賢澄さん。 現役時代「千代の眞」の四股名で活躍した元大相撲力士で、現在は“力士俳優”として活動されています。俳優デビュー作でもあるNetflixのオリジナルドラマ『サンクチュアリ-聖域-』の猿谷役で話題を集め、ハリウッド作品への出演も果たした澤田さんの、幼少期から現在に至るまでのキャリアの軌跡についてたっぷりお話しいただきました。 【ゲスト澤田賢澄さんSNSリンク】 https://twitter.com/chiyonoshin_999

力士から俳優へ〜 テンショクマエ【ゲスト:澤田賢澄】 力士から俳優へ〜 テンショクマエ【ゲスト:澤田賢澄】 力士から俳優へ〜 テンショクマエ【ゲスト:澤田賢澄】 力士から俳優へ〜 テンショクマエ【ゲスト:澤田賢澄】

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#6

女優を経てSDN48メンバーとしてアイドル活動に取り組み、現在は作家として独立する大木亜希子さん。ゲスト出演回後半では、仕事や人との向き合い方といった精神論を多く語っていただきました。 【ゲスト大木亜希子さんプロフィール】 15歳で女優としてデビュー。20歳でアイドルグループSDN48に加入。 解散後はWEBメディアで営業担当及び会社員記者として3年間働く。編集者も兼任し、現在は作家として独立。 『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)、『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社)『シナプス』(講談社)が発売中。 現在は専業作家として執筆や講演活動、各種メディア出演やイベント登壇など多方面での活動を続ける。

仕事と人への向き合い〜 テンショクアト【ゲスト:大木亜希子】 仕事と人への向き合い〜 テンショクアト【ゲスト:大木亜希子】 仕事と人への向き合い〜 テンショクアト【ゲスト:大木亜希子】 仕事と人への向き合い〜 テンショクアト【ゲスト:大木亜希子】