#126
遺伝子レベルで「無理」なものは無理?【補講・後編】
こちらは日暮里ゼミナールの補講の第62回となる#126です。 「生理的に」「遺伝子レベルで」という表現、あながち間違ってないかも?ゼミ長・二村康太を中心に考察します。
後編では、前編で語った「生理的な嫌悪感」の正体を、
私(ユスカル)が仕入れてきた「SNP(一塩基多型)」という
遺伝子の知識をベースに解説していきます。
人間の遺伝子情報は99.9%同じと言われていますが、
わずかな塩基配列の違い(SNP)によって、目の色や体質、
そして「パクチーを石鹸の味と感じるか、美味しいと感じるか」
といった好みの差が生まれます。
つまり、私がパクチーを食べられないのは、好き嫌いや努力不足ではなく、
遺伝子の設計図に「NG」と刻まれているからであり、
これはもう一生覆ることのない決定事項なワケです。
田嶋は「中高生の頃、ワキガの友人の匂いを嗅いで『大人になった証』『男らしい』と憧れていた」という、
これまた特殊なエピソードを披露しますが、
これもまた、自分とは異なる遺伝子を持つ相手の匂いに惹かれるという
生物学的なメカニズムが働いていたのかもしれません
(あるいは単なる思春期の勘違いかもしれませんが…)。
「生理的に無理」という言葉は、一見すると冷酷で差別的な響きを持ちますが、
じつは「遺伝子レベルで自分とは合わない」「種の保存の観点から避けたほうがいい」
という、本能からの極めて正しいメッセージである可能性が高い。
そう考えると、『#120 「仕事ができない人」との付き合い方』にて結論づけた
「採用や仕事相手選びはバイブス(直感)で決めるべき」という暴論も、
あながち間違っていないことになります。
学歴や経歴といった後付けのデータ(変数)で判断を曇らせるよりも、
対峙した瞬間に感じる「合う・合わない」という野生の勘こそが、
最も精度の高いスクリーニング機能なのではないでしょうか。
二村は「結局、今回も勉強してきたデータより、バイブス至上主義に着地するんだね」
と呆れますが、データをこねくり回した結果、データ不要論に辿り着く。
これこそが我々補講勢の真骨頂なのかもしれません(笑)。
TEXT:ユスカル
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